商品先物は石油のクラックを細々と
最近の商品先物市場での取引は、細々と小刻みにクラックを建てては利食いする程度の取引にとどまっている。500円~1000円の利益も得られるかであろう分析に基づいたタイミングでは建てているつもりだが、建て玉によっては利食い千人力ということで、結果的には100円~300円程度の利益で日計りから2日以内に利食ってしまうことが多い。
クラックで利益は得られているものの売り買いの板枚数やスプレッドの状況を考えると、少なくとも30分間隔ぐらいではサヤの状態を把握できる体制にしておく必要があり、注文にも相当な気を使い結構な手間はかかる。まぁ、落ちている金は1円でも拾う程度の気持ちでやっているので数万円でも拾えれば御の字か?
日経平均225先物のシステムは実運用以来ずっと右肩上がりの累積損益曲線を描いてくれている。現在の建玉は13日に新規買い。FXでは損になっても損金がある程度限定されるポートフォリオ的な建玉にするのが定着してきたが、商品先物よりもギャンブル的要素が強くレバレッジ的にも浮き沈みの金額が大きい、また、商品先物市場での取引減少もあって、いつの間にか日経平均225先物のシステムが安定収益の筆頭となっている。
商品先物に関するサイトなので株については触れていなかったが、少ないながら現物株も保有中。唯一保有しているのがフェイス(4295)。5月半ばに6900円台で買建てているが、チャートと建玉日を重ね合わせると我ながら気持ちがいい。もっと買っておけばと思うのが人情だが、そういう虫のいい考えでは通用しないのが相場の世界。チャートはフェイス(4295)の日足。
―8月15日現在の建玉―
・原油 10/01 売平均44990
・東工ガソリン 10/02 買平均51120
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