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2006年5月21日 (日)

最近読んだ本3冊

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 相場とは殆ど関係はないが、以前から著者の藤原正彦氏とは共感できる部分が多々あったので3冊ほど読んでみた。よく売れているらしい。本のなかでも比較としてよくアメリカという国家の話題がでてくるが、そのアメリカではパソコンの電源を入れてオンラインにしておくだけで注文から利食い、損切り等々をあらかじめインプットしておいたシステム通りに全て自動で行ってくれる完全自動売買が随分蔓延ってきている。

日本ではよく分野を問わずアメリカ(欧米)では何々・・・。というような表現を聞く事が多いことでも分かる通り、アメリカは進んでいる国であるとの認知が一般的であると思うが、はたしてどうなのか?確かに相場全般に関しては現在間違いなく日本より進んでいる。しかし、チャートで当たり前のように目にする candle stick(ローソク足)は我が国で生まれたではないか。いや、それ以前に先物取引というシステムの近代的な市場を世界中のどの国より早くから確立していたのが、日本の大阪堂島米相場会所ではないか。現在でもよく聞く「天井を買わず、底を売らず」などの相場の格言が、既に遠い昔の徳川家康の時代から沢山あったではないか。対して建国わずか二百数十年の国がアメリカである。

恐らく近い将来には日本でも猫も杓子も完全自動売買という時代が来るのだろう。自動か手動かの違いでどちらも最終的に目的は金を儲ける事、その投資(投機)行為やシステムトレードを日々行っている自分が言うのも全くおかしな話だが、それは違うのではないか?そんな時代が来て良いのだろうかと感じてならない。先物取引市場本来の存在理由がますます薄まる。もっとも我々先物市場などのようなレバレッジのきいた市場で投機している投機家にとっては鉄火場であろうと何であろうと、各自の条件にあった信頼のおける市場があればそれで良いのはやまやまなのだが。

ちょくちょく興味深くブログを覗かしてもらっているNakayama氏 システムトレード徹底攻略 には悪いような気がしないでもないが、日本にはそんな時代が来てほしくない。日本は日本、アメリカはアメリカ。進んでいる事とそれが良いか否かは別物ではないか?。親米派の自分ですら、すくなくとも国家、国民の風習・ならわし等においては見習う事よりも反面教師としてのの要素のほうが遥かに多いのではないかと感じている。

国家の品格 藤原 正彦 (著)

父の威厳 数学者の意地 藤原 正彦 (著)

祖国とは国語 藤原 正彦 (著)

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